広島 新体制

圧倒的な力でJ2を制し、見事1年でのJ1復帰を果たした広島ですが、
J1を戦うに当たり、大きな戦力補強はしていません。
上のリーグで戦うため、大きく補強をして臨むのが普通だと思いますが、
ピンポイント補強のみのJ1上位陣を思わせるような、
最小限補強でJ1定着を狙っています。

昨期に引き続き続投となるペトロヴィッチ監督曰く、
J1とJ2のクラブとの間に差はないとのことですが、
今まで行われていた入替戦がそのいい例ですね。
確かに、J1下位とJ2上位ではどちらが上か微妙なところです。
若い選手の多い広島ですので、
迷うことなく如何に勢いに乗れるかがポイントとなりそうです。

若い選手と言えば、広島は日本人選手30人の内、
16人がユース出身と言うのだから驚きです。
育成型クラブを理念に掲げ、それに結果が伴えば、
クラブとしてこれ以上の達成感はないでしょう。
サポーターにとっても、こういったクラブは応援のし甲斐がありますよね。

そんな広島の今期の唯一と言ってもいい補強は、
元クロアチア代表MFミキッチの獲得です。
欧州リーグで活躍し、クロアチアでは多くのタイトル獲りも経験。
突破力のある右サイドのスペシャリストと言うことで、
サイドを駆け上がるアシスト的な動きに期待です。

広島には、同国出身のFWユキッチもいるので、
クラブに馴染むにも有利と言えますし、
きっと、良いコンビを形成してくれることでしょう。

もう1人新規に獲得したのが、千葉を戦力外になったMF中島浩司。
戦力外と聞くと聞こえは悪いですが、
千葉監督時代のオシム監督からは、
非常に高い評価を受け、スタメンではないながら活躍した選手です。
前所属の仙台では、10番を背負った時期もあったほど。

走るサッカーが特徴の一つでもある広島スタイルを体現するのに、
千葉に所属していた中島なら、すんなり溶け込めるに違いないはずです。

1つ気がかりがあるとすれば、
今や全国区の人気となったMF柏木の今後について。
昨年末年棒の提示額に不満を表し、移籍も辞さない状況に発展。
他クラブから獲得の正式オファーがあったかどうかはわかりませんが、
その後の展開が不明のまま。(ですよね)
おそらくは、和解し残留となるんでしょうが、
お互い変なシコリは残したくないですよね。

そんな若い広島が、J1相手にどこまで通用するのか見物です。



テーマ : Jリーグ - ジャンル : スポーツ

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